記者の戦いー上南戦ー⑤(7月8日(日)☀)

 日付が8日に変わっても、私の部屋は「写真選別アップロード部屋」として、3学年入り乱れる部屋となった。私と2年2人は前日に続きついに3徹目に突入しようとしていた。仕事をしつつ話す中で当然テンションも頭もおかしくなっている。
「恋愛と死生学」「占いツクール」「骨広い人ハンター」「俺とお前はズッ友」
話題はカオスだった。午前4時を過ぎると後輩の理論は二転三転した。

 気付けば午前6時、日はすでに上っていた。嗚呼、2徹目完了。寝かせない街名古屋である。

 朝ごはんをお腹にぶち込み、急いでチェックアウトしホテルを出た。一番はじめは男子ラクロス部戦。激しい雨に打たれつつシャッターを切ったりスポドリを買いに走ったりと重い体に鞭を打ちつつ駆け回る。

 ラクロスの試合が終わったらひと休憩。南山大の食堂を目指しさまよった。自然豊かなキャンパスに心が躍る。食堂では釜玉きしめんをチョイス、数少ない名古屋の思い出になった。食事中に「両大学のマスコットキャラクターを捕まえてきて上南戦のロゴを作ったり、加工して麒麟の図を作ったらインスタ映えする」と後輩が楽しそうに提案した。さすがミレニアム世代。マスコットキャラクター狩りとは斬新すぎてついていけない。

 昼食後は応援団の取材。応援団の方の爽やかで丁寧な対応に感動した。その足でフェンシング部の取材へ。静かな対戦に3徹の頭はガンガンしたが、頑張った。

 フェンシング部の取材が終わり、ようやくお役御免となった。軽やかな足取りで南山大を出る。名古屋駅のコメダ珈琲に入りクリームソーダとシロノワールを楽しんだ。楽しい名古屋旅行、めでたしめでたし。

 となるわけがなかった。記者は72時間働く生き物。喫茶店でも取材の本記事を書き始める。我々の上南戦はまだ続くのだ。もうすでに3徹実施中のズッ友組とバスの中で記事をアップする未来が見える。

 上南戦を通して1年の顔つきも心なしかキリリとした。2年はズッ友組を結成し、3徹地獄を乗り切った。3年は引退前最後の最後に、言葉なくして語るぐらいの仲の良さにはなれたと思う。

 とりあえず早く寝させてください。火曜も外部取材があるんです。引退前っすよホンマに。

(さんてつBBA)