後輩に思いつなぐ〈男子バレーボール部〉

上南戦2日目の7月7日、上智大学の第3体育場で男子バレーボール部の試合が行われた。昨年度に 引き続き連勝を狙ったが、3―0で敗退した。

第1セットは活気のある声援と熱気に包まれる中始まった。南山の力強いサーブやスパイクに対 し、上智は安定感のあるレシーブや穴を狙うスパイクで応戦する。しかし25―16でこのセットを落 としてしまう。 続く第2セットでも激しい攻撃の応酬が続き、両者一瞬たりとも気が抜けない緊迫した試合展開だった。どんなボールにも食らいつきパスをつなげて、カバー力で点数を重ねていく。取られては取 り返し、といった一進一退の攻防が続くが、25―23で南山がリードを死守した。 第3セットでは、お互い攻めの姿勢でチャンスを生もうと攻撃を重ねた。スパイクにおいて柔と剛の使い分けで相手のペースを崩し、得点を狙う。中盤に南山の猛攻に苦しむが、終盤に流 れを掴み追い上げを見せる。しかし、惜しくも25―22で南山にセットを獲得された。 試合全体において、両者とも失点に対しチームメイト同士で明るく声を掛け合う姿が印象的であっ た。一貫して盛り上がった雰囲気は両チームの快活なチームカラーを表していた。

試合後、勝利した南山大学男子バレーボール部主将の旭 涼輔選選手は「僕たちはスキルに長 けている訳ではないが、流れに乗るとどこよりもチームスポーツとしての強さを発揮する。そこが勝因だと思う」と話した。また来年の抱負について「今回の試合は四年生が大部分を担った ので、最後に試合の中で残せたもので後輩たちに成長してほしい」と語ってくれた。