意地の猛攻も一歩及ばず〈ハンドボール〉

上南戦初日の7月6日、南山大学メインアリーナでハンドボール部の試合が行われた。上智は23対27で南山に敗れ、昨年までの連勝が3回目で途絶えた。

試合の直前には、始球式が行われたり、応援グッズが配られたりと盛り上がりを見せた会場。試合では準硬式野球と硬式野球の試合が中止になったこともあり、会場に多くの観客が集まる中、上智の菅原郷史選手(外英4)が先取のゴールを決め、上智に良い流れが来ると思われた。しかし前半12分ごろ、南山に連続シュートを許してしまい6対14と流れは一気に南山に。その後はさらに点差が開き、上智のパスミスが目立つ場面も続く。8対14でリードを許したまま前半を終えた。

ハーフタイムには、両校のチアリーディング部がパフォーマンスを行い両校ともに軽快な音楽に合わせたキレのある演技を見せた。試合中の独特の緊張感も、この時ばかりは和やかになった。

迎えた後半、双方ともなかなか点が入らない中、上智の生駒大貴選手(外露4)のゴールを機に2連続得点を決めたが、その後は4連続で南山が得点。試合終了間際、意地の猛攻を見せ、4点差まで詰め寄ったが反撃は及ばなかった。

試合後、上智の主将の平川喜一選手(経済4)は、「今回の試合は、上智のミスが多く、それが敗因となった。練習で想定していたよりも南山のディフェンスのレベルが高かった。だが、後半は南山の立体的なディフェンスに対する攻めの姿勢が整い、自分たちらしくプレーすることができた」と振り返る。また平川選手は引退に伴って「3連勝を自分たちの代で止めてしまったのは本当に残念だ。そんな私たちの試合に足を運んでくれたことに本当に感謝している」と総括した。

南山の主将の水谷希望選手は「3連敗を乗り越えられたことがうれしい」と喜びを表す。「今年はリーグでの成績も良く勢いに乗っていた。新コーチのもと、ディフェンスを強化してきたことが勝利につながった。いつもと違い観客が多い場であったが、自分たちのプレーができた」と語った。

(原嶋晃生)